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【書評】ゼロで死ぬとは?充実した人生を送るための考え方『DIE WITH ZERO』

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人生で最も重要なものとはなんなのでしょうか 。

お金? 時間?健康?

どれも貴重で大事なものですよね。

 でも忘れてはいけない大事なものがあります。

それは自分にとって価値ある経験をすることです。

 つまり思い出作りです

そうは言っても将来の備えとして、お金を貯めることは必要になります。

でもそのために

  • 自分にとって大事な経験や、今しかできない経験を先送りにし過ぎてはいないでしょうか?
  • 将来のためと言って、我慢ばかりしてはいませんか?

もし心当たりがあるのであれば、これから紹介する本が、

あなたの人生を充実させるためにどうするべきかを、考えるきっかけをくれるかもしれません。

それがこの本です。

秋井しゅん

それではここから、僕が本書を読んで感じたことなどを書いていきます。

DIE WITH ZERO ゼロで死ぬとは

秋井しゅん

まずは本書がどんな本か簡単に書いていきます。

  • お金をとにかく貯め続けて資産を増やし続ける。
  • そしてその増やした資産を使い切れずに終わってしまう。

実は多くの人がこのように生きているそうです。

ですが本書はこれとは真逆の、死ぬまでにお金をゼロにすることを目指しましょう、という本になります。

死ぬまでにお金をゼロにする

これを目指すことの本質にあるのは、人生の最大化です。

人生の最大化とは、人生からできるだけムダをなくし、価値あるもので満たすということです。

つまりできる限り人生を豊かにし、人生を充実させるために、ゼロで死ぬことを目指しましょうということが書かれています。

そのために、限りある人生の時間やエネルギーを費やして稼いだお金を有効に使う。

お金の価値を最大限生かせるタイミングで、その時に相応しい経験にお金を投資し、充実した人生にしていく。

秋井しゅん

このように生き方について考えるきっかけをくれる本になります。

若い人こそ読むべきおすすめの本

本書が以前から話題になっていたのは知っていましたが、実はつい最近まで読んでいませんでした。

なんとなく僕よりお金を持っていて、年齢が上の人に向けたものかなと思ってスルーしていました。

でも本屋で見かけるたびに気にはなっていたのです。

そんな風に何度か見かけているうちに、僕のような20代でも参考になることが書いてあるかもしれないと思い、思い切って手に取ってみました。

秋井しゅん

読んでみたところ、なぜもっと早く読まなかったのかと少し後悔しました。

たしかに本書の内容は、ある程度長く働きお金を貯めている人も読むべきモノです。

でもまだ若い人こそ、一度読んでみるべき内容なのではないかと感じました。

本書には経験をすることの大切さについて書かれていたが、

若ければ若いほど、これから色々な経験をするチャンスに出会うはずです。

逆に考えると、経験をすることの大切さに気づいていなければ、

逃す経験の数も多くなるということではないでしょうか。

それに若いうちに思い出を作れば、今後数十年にわたって記憶を思い出して、何度も幸せな気持ちになれます。

これを本書では記憶の配当と言っています。

早ければ早いほど、記憶の配当を得られる期間は長くなりますよね。

そう考えるとやはり、若い人こそ読むべき内容です。

秋井しゅん

もし本書が気になっているのであれば、今すぐ読んでみることをおすすめします。

人生を充実させるために何をすべきか

人生を最大限に充実させ、たった一度の人生を価値あるものにしよう。 

ビル・パーキンス,児島修-訳.DIE WITH ZERO人生が豊かになりすぎる究極のルール.ダイヤモンド社,2020年,p264

この文章こそ、本書が伝えている最大のメッセージではないかと思います。

ゼロで死ぬことを目指すことで、人生の中の価値ある経験を逃さないようにする

ゼロで死ぬとは、価値ある経験を逃さないことで、人生において最も重要な、思い出作りをする

それによって、人生を最大限充実させるための考え方なのだと感じました。

もちろん誰かのために、お金を残したいという考えもあると思います。

本書はそのお金まで使い切ってしまいましょうと、言っているのではありません。

あくまで自分の分をムダにせず、自分の人生のために使い切りましょうという事です

自分の人生の限られた時間やエネルギーを費やして稼いだお金を、価値あるものに使えずに残してしまう。

それはつまり、費やしたモノまでムダにする事になってしまうのではないだろうか

だからそうならないために、お金の使い方を見直す事を通して、人生について考える。

自分で積極的に考えて自分が後悔しないように、人生を充実させる。

このようにできるだけ早いうちから、人生と真剣に向き合わなければならないと、

本書を読む事で気づくことができました。

秋井しゅん

人生を積極的に考えていくことの大切さに、今気づけて本当に良かったと感じています。

大切なのは、経験、思い出作り

繰り返しになりますが、人生で最も重要なのは思い出作りです。

そのために価値ある経験を大事にする。

だからお金を貯めるのは大事だが、今しかできない経験を先送りにし過ぎてはいけない。

先送りにしていると、そのうち体力的な理由健康上の理由失うものが増えてリスクを取れなくなるなどの理由で、

経験するタイミングを永遠に失ってしまうこともあり得ます

そうなってしまった場合、人生において大切な思い出作りをする機会を逃しただけでは済まないのです。

思い出作りをする機会を犠牲にしてまでして稼いだお金を、有効に使う機会も失ってしまいかねません。

そのお金を稼ぐために先送りにしてしまった経験、お金を稼ぐために費やした時間とエネルギーが失われるのと同じです。

だからなんとなく流れるままに生きるのではなく、自分の人生の舵をしっかり自分で取って生きていく。

これが人生を後悔しないために必要な考えだと感じました。

僕も、お金は貯めるだけでなく経験に使うことも大事だと、わかっていたつもりでした。

でも本書のおかげで以前より強く、思い出作り経験をすること、の重要性を意識することができました。

秋井しゅん

これらのことを考えるきっかけを与えてもらうことができて、本当に良かったと感じています。

人生を充実させたい人におすすめの本

  • お金をとりあえずひたすら貯め続けている
  • お金を貯めるために、今しかできない経験を先延ばしにしてしまっている

もしこれらのことが「自分に当てはまっているかも」と感じるのであれば、

本書を読むことで、自分の人生との向き合い方を考えるきっかけになるかもしれません。

  • 自分の人生を充実させるために
  • 後悔しない人生のために

どう過ごしていくべきかを、本書を読んで改めて考えてみてください。

秋井しゅん

できるだけ早いうちに、一読してみることをおすすめします。

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著者

ビル・パーキンス

1969年、アメリカテキサス州ヒューストン生まれ。アメリカ領ヴァージン諸島を拠点とするコンサルティング会社BrisaMaxホールディングスCEO。アイオワ大学を卒業後、ウォールストリートで働いたのち、エネルギー分野のトレーダーとして成功を収める。現在は、1億2000万ドル超の資産を抱えるヘッジファンドのマネージャーでありながら、ハリウッド映画プロデューサー、ポーカープレーヤーなど、さまざまな分野に活躍の場を広げている。本書が初めての著書となる。

ダイヤモンド・オンライン 著者ページ

児島 修

英日翻訳者。1970年生。立命館大学文学部卒(心理学専攻)。訳書に『成功者がしている100の習慣』『お金持ちがしている100の習慣』(ともにナイジェル・カンバーランド著)、『サイコロジー・オブ・マネー ── 一生お金に困らない「富」のマインドセット』(モーガン・ハウセル著)、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著)(いずれもダイヤモンド社)など。

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