- 伝えたいことをうまく伝えて、仕事も人間関係もうまくやりたい!
- 伝わる技術を身につけて、コミュニケーション能力をアップさせたい!
- 伝わる文章が書きたい!
こういう理想はあるけど、実際は人にわかりやすく伝えるのは難しいですよね。
伝わらないことによるストレスや、すれ違いによる人間関係の悩み、伝わりやすい文章を書けないもどかしさ。
この記事では、これらの悩みを解決するのに役立つ本を紹介します。
これがその本です。
本書は、人にわかりやすく伝えるために必要なことが、いくつも書かれています。
前提となる意識から、具体的な方法まで書かれています。
きっと伝えることに悩む、あなたにも役に立つ本です。
それではここから、本書の内容について書いていきます。
伝わるために必要なことが学べる、おすすめの本
本書は自分の伝えたいことを、わかりやすく伝えるために必要な、意識や技術を教えてくれます。
- 伝わるために大切な意識
- 伝わる構造の理解
- 伝わる技術の習得
- 伝わる人がやっていること
- 伝えるのが大変な相手への対処法
これらのことが丁寧に書かれています。
本書の内容は、主に会話で相手に伝える方法がメインです。
でも、文章に使える方法や応用できる方法も書かれていて、文章力をアップさせたい人にも役に立ちます。
ですので会話に限らず、伝える力をアップさせたい人にとって、読んで損はない内容です。
伝えること全般に役立つ内容なのが良いですね。
伝える力が必要だと感じた理由
僕がこの本を読んだ一番の理由は、相手にわかりやすく伝えられる人になりたいからでした。
うまく伝えようと思って伝えても、後になって思い返すと、わかりにくかったかもなあと思うことがあります。
それに自分の伝えたいことが、少し違う伝わり方をしていた、ということもあります。
このように「伝えたいことが伝わらない」、「伝えたはずなのになんか違う」となってしまうと、もどかしいし、トラブルやストレスに繋がってしまうこともあります。
さらにブログも書いているので、伝える力がないといけない、という思いもありました。
だから僕は本書を読みました。
著者の他の本も読んだことがあり、とても読みやすくわかりやすかったのもあり、本書に惹かれました。
そうして読んでみたところ、本書もやはり読みやすくて、内容もわかりやすかったです。
それにすぐに実践できそうな方法がいくつも書かれていて、とても役に立つ本でした。
伝わる人になれるかどうかの分かれ目
そもそも「伝わっていない」「わかってもらうのは難しい」という前提から始める。
柿内尚文.バナナの魅力を100文字で伝えてください.かんき出版,2021年,p217
この意識があるかないかで、コミュニケーションがかなり変わると思いました。
この意識があり、前提としてわかっていると
- 伝える技術の大切さがわかる
- 相手にしっかり伝わるように、工夫しながら伝えることができる
- 伝わらない時に、感じるストレスが少し軽くなる
といった効果があると思います。
この意識のあるなしが、伝わる人になれるかどうかの分かれ目、と言ってもいいくらい大事なポイントだと感じます。
そのくらい重要な文章だと僕は思います。
いまこの記事を読んでいるあなたは、伝わるように話したい、伝わるように書きたいと思っているはずです。
つまりわかりやすく伝えることの大切さと、その難しさに気付いているという事です。
それだけですでに、伝えられる人に一歩近づけていると僕は思います。
ですので、ここからさらに伝えられる人になっていくために、本書の内容を読んで実践してみて欲しいです。
確実に、少しずつ理想に近づいていけると思います。
伝わる人になることで、起こるであろうこと
まず本書を読んで、人に伝えることの難しさを、再認識することができました。
100人いれば100通りのモノの見方や、考え方があります。
まずはそのことを理解することが、わかりやすく伝えるためのスタートだと思いました。
そしてそのことを理解したら、その後の具体的な方法は本書が教えてくれます。
伝わる構造を理解して、伝わる技術を身につけて、実践する。
そして本書には身につけて実践するべき、伝わる技術が16個書かれています。
これを全てではなく、使いやすいものや特に気になったものから、1つずつ試してみると良いと思います。
そうしてやり続けていれば、確実に今より伝えられる人になれると思います。
今より伝えられる人になれば、余計なストレスも減り、人間関係にもプラスになるはずです。
しかも伝える力がアップすることで、伝えることにかかる時間が減り、その分を自分の時間や仕事に使えるようになるかもしれません。
そうなればさらに多くの事に良い影響があると思います。
それでもどうしても伝えにくい相手や、話しにくい相手はいるかもしれません。
そういう相手がいる場合は、そういう相手への対処法も書かれているので、参考にしてみるといいと思います。
僕も本書の内容をくり返し参考にして、今よりもっと伝えられる人になりたいです。
伝え方を学び、会話でも文章でも伝わる人に
- 伝わらなくてストレスを感じることがある
- スムーズに伝えられるようになりたい
- 伝わる文章が書けるようになりたい
そんな人はぜひ本書を手に取って、くり返し読んで参考にすることをおすすめします。
そうすればきっと、今よりストレスを減らし、日々が過ごしやすくなるのではないかと思います。
あとで後悔しないように、本書を読み、伝えられる人を目指してみてはいかがでしょうか。
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著者
柿内尚文(かきうち たかふみ)
◉――1968年生まれ。東京都出身。聖光学院高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。読売広告社を経て出版業界に転職。ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%80%81%E3%81%84%E3%81%BE%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%8B%EF%BC%9F-%E3%82%AC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8B%EF%BC%9F-%E4%B8%80%E7%94%9F%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A4%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E6%9F%BF%E5%86%85%E5%B0%9A%E6%96%87/dp/4868010026/ref=sr_1_1?dib=eyJ2IjoiMSJ9.OfSWRaW3bZl3PpTvskDFyhpqJfnXqXKEKMr9egYwGNnGjHj071QN20LucGBJIEps.bZEghVeNt5l1BCLeB1s_GMzFHdrbcPi5ZNDTQ7knf7g&dib_tag=se&qid=1713417287&s=books&sr=1-1
◉――長年、雑誌と書籍の編集に携わり、これまで企画した本やムックの累計発行部数は1300万部以上、10万部を超えるベストセラーは50冊以上に及ぶ。現在は本の編集だけでなく、編集という手法を活用した企業のマーケティングや事業構築、商品開発のサポート、セミナーや講演など多岐にわたり活動。著書『パン屋ではおにぎりを売れ』『バナナの魅力を100文字で伝えてください』(共にかんき出版)はベストセラーに。
◉――趣味はサッカー観戦と歩くこと。サッカー観戦は毎年30試合以上をスタジアム観戦するほど。