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【書評】効率よく仕事をこなしたい人におすすめの本『要領よく成果を出す人は、「これ」しかやらない』

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こんなことを考えたことがあると思います。

  • 仕事の効率を上げたい
  • 要領よく成果を出したい
  • 最小の労力で最大の成果を得たい

でもいったいどうしたら効率を上げられるのか。

要領よくとは言っても、どうしたら要領よく進められるのか。

もし要領よく仕事を進めるために必要なことがわかれば、

効率よく仕事を進められて、余計な時間をかけずに最短で成果を出すことができるはずですよね。

今回は要領よく成果を出すために、何が必要かを教えてくれる本を紹介します。

それがこの本です。

本書を読めば、要領よく仕事をこなすために必要なことを知ることができます。

秋井しゅん

それではここから、本書について僕が感じたことを書いていきます。

要領よく仕事をこなすために

要領よく仕事をこなし成果を出すためには、何をすればいいのか、そして何をしないのか

どういう考え方、思考で仕事に向き合えばいいのか。

それを

  • 力の「抜きどころ」と「入れどころ」
  • メンタル
  • 頭の使いどころ
  • 人間関係
  • 仕事術
  • 時間術

これら6つの視点から見ていき、教えてくれる本です。

そして要領よく成果を出すというテーマを通して、物事の本質を見る事

自分にとって価値あるものかどうかを見極めることの大切

これらを教えてくれる一冊になっています。

秋井しゅん

本書を読むと、要領よくやるとはどういうことなのかがわかります。

効率よく成果を出したくて

仕事の効率を上げて、「最小の労力で最大の成果を出したい」という気持ちがあなたにもあると思います。

だから「もっと効率よく仕事をするにはどうしたらいいのだろう」といった気持ちを抱えているのではないでしょうか。

もっと良くできるのではないか。

ムダな部分があるのではないか。

など常に頭を悩ませているのではないでしょうか。

秋井しゅん

僕も同じように頭を悩ませていました。

そんな時に、何か参考になるモノはないかと探していて見つけたのが本書でした。

『要領よく成果を出す人は、「これ」しかやらない』

このタイトルを見た時に、「これだ!」と思いすぐに手に取りました。

さっそく読んでみたところ、要領よく成果を出すために必要な考え方や、具体的なコツが書かれていてとても参考になりました。

どんな仕事をする場合でも使える、大事な考え方を学ぶことができたし、

予定の立て方なども、自分のやり方を見直すきっかけになって良かったです。

秋井しゅん

効率よく仕事を進めるために大事なことを、再確認することができました。

限られた時間とエネルギーで成果を出す

要領のいい人たちは、時間やエネルギーといったリソースが限られていることを、よく理解しています。そのため、全てに全力を尽くすのではなく、成果につながる仕事や自分にとって最も意味のある活動に集中しています。

塚本亮.要領よく成果を出す人は、「これ」しかやらない.PHP研究所,2024年,p23

この部分は本書が伝えてくれる内容の中でも、特に重要な部分だと感じました。

全てに全力を尽くすということは出来ません。

自分の時間もエネルギーも限られています。

その限られた中で成果を出すためには、「やるべきこと」と「やらなくていいこと」の見極めがとても重要なのです。

まず目の前のことが、自分にとって本当に力を注ぐ価値があるものなのかを見極める。

価値のあるものであれば力を注ぐ。

そうでないものであればやらない、もしくは工夫して省エネで済ませる。

こうすることで本当に力を注ぐべきものに、全力を注ぐことが出来るようになります。

成果を出すためには、自分にとって大切なものに力を注ぎ、それ以外のものに使う力を抑えることが重要なのです。

つまり要領よく成果を出すために、まず最初に必要なことは「見極めること」なのだと思います。

これができるだけで、かなり普段の仕事の効率が上がるのではないでしょうか。

秋井しゅん

この見極めをするためには、表面的な部分にとらわれず、本質を見ることが重要なのです。

本質を見ることが成果に繋がる

先にも書いたように本書は、仕事術だけでなく時間術やメンタルなど様々な視点から、要領よくやるために必要なことを教えてくれます。

このさまざまな視点から説明してくれている中で共通していることは、

目の前の事だけでなく、その奥にあるものを考えるということだと感じます。

つまり本質的な部分を見て考える、そして本質的な部分を見失わないようにすること。

  • この仕事、この作業は何のためにやっているのか
  • これをやることでどう成果に繋がるのか

ということを常に考えることが、重要なのではないかと思います。

例えば本書にも書かれていますが、

健康のためにダイエットを始めたのに、いつの間にか減量することにとらわれてしまって、不健康な食生活をしてしまう。

これは「健康」という「目的」のために、「減量」という「手段」をとっていたのに、いつの間にか目的を見失って、減量が目的になってしまうことで起こります。

こうなると本来の目的が達成できませんよね。

成果までの道のりが遠回りになってしまいます。

これと同じようなことが、仕事でも起こっているというわけです。

秋井しゅん

だから表面的なものにとらわれずに、本質を見ることを忘れない、これが大事なのだと本書から学びました。

要領よく、効率よくやりたい人におすすめ

  • 遠回りせずに要領よく成果を出したい
  • 最小の労力で最大の成果を得たい
  • 要領がいい人の考え方を知り、自分もそういう人になりたい

こういう気持ちがもしあれば、ぜひ本書を手に取ってみてください。

本書を手に取ることで、あなたの仕事が変わるかもしれません。

そしてあなたにとって本当に価値のあるものに、時間とエネルギーを使ってみてください。

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著者

塚本亮(つかもと・りょう)

1984年、京都生まれ。高校時代は、偏差値30台で退学寸前の問題児。そこから一念発起し、同志社大学経済学部入学。卒業後、ケンブリッジ大学で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、ビジネスパーソンやアスリートのべ6000人に対して、世界に通用する人材の育成・指導を行う。心理学に基づいた指導法が注目され、国内外の教育機関などから指導依頼が殺到。映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のディレクター兼振付師であるトラヴィス・ペイン氏をはじめ、世界の一流エンターテイナーの通訳者を務める他、インバウンドビジネスのアドバイザリとしても活躍。2020年にはJ リーグを目指すサッカークラブ「マッチャモーレ京都山城」を設立。主な著書に、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)、『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』(高橋書店)、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(すばる舍)などがある。

代表挨拶-ジーエルアカデミア