みなさんこんにちは、秋井しゅんです。
今より商品を売れるようになって売り上げをアップさせたいけど、マーケティングって難しそう。
マーケティングをわかりやすく教えてくれる本はないだろうか。
こういった悩みを解決してくれるのがこれから紹介するこの本です。
実際にマーケティングを知らない僕が読んでみたところ、とてもわかりやすく読みやすかったと感じました。
そしてこの本を読んだ後は、モノを売るということを以前より突っ込んだところまで考えることが出来るようになりました。
この本は売り上げをアップさせたいマーケティング初心者の1冊目として、ぜひ読んでもらいたい本だということです。
商品を売る仕事をしている人や、これから売っていきたいという人であれば、マーケティングの入り口としてぜひこの本をおすすめします。
それではここから詳しく書いていきます。
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この本がプラスになる人は?
それではまず、どんな人におすすめできるかについてです。
マーケティングについて知りたい人にはおすすめできますが、おすすめできない人もいるので書いていきますね。
あくまでも初心者向けの入門書
この本は初心者向けに書かれているのです。
ですので、
- マーケティングについてある程度の知識がある人
にはあまり新しい情報はないかもしれません。
この本は以前の僕のように、マーケティングを全く知らない人のための入門書のような位置づけになります。
すでにある程度知識がある人にとっては、少し物足りないかもしれないということで、ここに書かせていただきました。
どの程度の知識がこの本で学べるかについては、この先で紹介していきます。
売り上げを上げていきたいマーケティング初心者
それでは次におすすめできる人ですが、
マーケティングに関して初心者で、
- 商品(サービス)を売る仕事をしているから、改めてマーケティングを学びたい人
- これから商品を売る仕事をしていきたい人
- 今より売り上げを上げたい人
こういった人におすすめです。
一回読むだけでもかなり参考になると思うので、以前の僕のようにマーケティングを学んだことが無い人は、新たな考えを手に入れることが出来るはずです。
モノを売るのであれば、最低限知らなければならない知識だと思いました。
マーケティングとは?商品を売るとは?を教えてくれる一冊
この本は商品(サービス)を売るとはどういうことなのか。
マーケティングとはなんなのか。
どうしたら商品(サービス)が売れるようになるのか。
ベネフィット、セグメンテーション、差別化、4Pとはなんなのか。
これを小説のような物語を交えながら、初心者でも理解しやすいように書かれたマーケティングの入門書です。
サブストーリーのおかげもあって、かなり理解しやすいと思います。
マーケティング入門書として人気の理由
とにかく理解しやすく読みやすい
良かった部分は大きく三つあって、
- 「マーケティング」という難しそうなことが、非常にわかりやすく書かれている
- これ一冊読むだけで全く知識のなかった人でも、重要な基礎となる4つのポイントをおさえることが出来る
- 4つのポイントの実際の使われ方や、それぞれの繋がりなどもイメージしやすいように書かれている
では一つずつ書いていきます。
「マーケティング」という難しそうなことが、非常にわかりやすく書かれている
マーケティングという単語に対して、難しそうとかよくわからないというイメージを持っているかもしれません。
僕もそう思っていましたが、この本は難しくて読めないということは全くありませんでした。
マーケティングの知識の解説ももちろんわかりやすいのですが、何よりもストーリー仕立てになっていて、小説のような部分があるというのが良いと感じました。
イタリアンレストランを再生させるという話になっているのですが、実際のマーケティングの考え方だったり、使い方を見せてくれるので、イメージしやすいんですよね。
だからわかりやすいんです。
しかも人の記憶は、感情を伴ったものだったり、頭の中に映像などのイメージができるものだったりすると残りやすいです。
つまりこういう物語があることで、わかりやすいだけでなく覚えやすくもなっていると考えられます。
これは新しいことを覚えようとしている時には、メチャクチャありがたいです。
ストーリーが読む人の理解と記憶を助けてくれます。
これ一冊で知識のなかった人でも、重要な基礎となる4つのポイントをおさえることが出来る
この本を読んで覚えることが出来る4つのポイントは、
- ベネフィット
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P
この4つになります。
マーケティングの知識がない状態でこの4つを見ると、なんのことだかわかりませんよね。
「ターゲットはなんとなく想像がつくけど、他はなんだろう?」と感じると思います。
この何のことかわからないポイントが、先に書いたストーリーのおかげもあって、一回読んだだけでもなんとなくわかるようになります。
これがわかるだけでも、マーケティングのイメージがなんとなく掴めるので、モノを売る時の頭の使い方が変えることが出来ると思います。
実際僕は読む前と後を比べると、考えている内容が同じでも、少し突っ込んだところまで考えることが出来るようになったと感じています。
4つのポイントの実際の使われ方や、それぞれの繋がりなどもイメージしやすいように書かれている
4つのポイントは別々に機能するのではなく、連動するものなのだそうですが、それをイメージしやすくするために誰もが知っている施設を例に挙げて説明してくれています。
それは東京ディズニーリゾートです。
そう、誰もが知っている東京ディズニーランドや東京ディズニーシーです。
おそらくいったことがある人も多いと思います。
ちなみに僕は今年、20数年生きてきて初めての東京ディズニーリゾートに行ってきました。
東京ディズニーリゾートを例に挙げて、
- ベネフィットは?
- ターゲットは?
- 差別化は?
- 4Pは?
といった感じで解説してくれるので、イメージしやすいのです。
イメージしやすいから、4つのポイントが連動しているんだ、ということもすんなり理解できると思います。
入門書が欲しいならこの本で間違いなし
このようにこの本は非常にイメージがしやすいように書かれているので、理解しやすく覚えやすいです。
この本を読むことで基礎を知り、そこからさらに発展させていくことで、商品(サービス)を上手く売ることが出来るようになれば、売り上げアップも夢じゃないですよね。
もちろんこの本で学べるのは基礎の部分なので、これでマーケティングの知識は十分とは思いません。
でもその先を学ぶために、この基礎の部分はメチャクチャ重要だと思います。
基礎があっての応用です。
まずは売り上げアップの第一歩として、この本を読んでみても良いのではないでしょうか。
興味を持っている今が、学び始めるチャンスなのではないでしょうか。
ちなみにこれからどんどん読書していきたいという方は、こういったサービスを利用するとお得に読書ができますよ。
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他にも本を紹介しているので、興味があれば覗いてみてください。
著者
https://www.sandt.co.jp/profile.htmストラテジー&タクティクス株式会社
代表取締役社長 佐藤義典/
早稲田大学政治経済学部卒業後、NTTで営業・マーケティングを経験後、MBAを取得。外資系メーカーにて、ガムのブランド責任者としてマーケティング・営業・開発・製造などを統括。その後、外資系マーケティングエージェンシー日本法人にて、営業チームのヘッド、コンサルティングチームのヘッドなどを歴任。2006年ストラテジー&タクティクス株式会社設立、代表取締役社長に就任。
おそらくは日本で唯一、「マーケティング脳トレーナー」を名乗る。「脳トレ」のブームの前からマーケティング脳トレーナーを名乗っていたが、最近は逆に勘違いされることが多い。コンサルティングはもちろん、わかりやすいトレーニング・研修には定評がある。
従業員20万人の純日本的な通信会社、従業員1000名の外資系メーカー、従業員80名のNTTと電通の合弁広告代理店、従業員20名の外資系マーケティングエージェンシーなど、勤務先の幅が広く、それぞれの場合に土地勘がある。
自らの営業・マーケティングの現場経験、コンサルタント経験から、「戦術無き戦略は無力」「戦略なき戦術は場当たり的」であり、経営戦略を現場での実行まで落とし込むことが重要だと痛感。「戦略をカタチとして実現する」ことを理念とする経営コンサルティング会社、ストラテジー&タクティクス株式会社を東京都千代田区に設立、代表取締役社長として自らも経営を営む。グロービスにてマーケティングの講師も務める。
超大手新聞社、財閥系不動産会社、産業機械世界トップメーカー、高級化粧品メーカー、世界トップロジスティックプロバイダー、大手航空会社、などの様々な業種のマーケティング戦略・戦術のコンサルティング実績を持つ。
ディベートのエキスパートでもあり、英語ディベート大会の優勝・入賞経験多数。数々の英語・日本語の全国規模の大会で審査委員長を歴任。2000年、2004年には米国のトップディベーターと英語ディベートでエキシビションマッチを行う。現在、早大英語部ディベートチームのヘッドコーチ。