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【書評】メモの取り方で人生を好転させる『メモの魔力』

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今回紹介する本は

  • 効果的なメモの取り方が知りたい
  • 新しいアイデアを出すのが苦手
  • 自分のやりたいことや夢を叶えていきたい

このような思いがある人におすすめの本です。

「メモを取りなさい」「メモは大事」

そんなことを言われた経験がありますよね。

でも

  • メモにどんな力があるか
  • どんなメモの取り方をすればメモの力を活かせるか
  • ただの記録で終わらないメモの取り方

このようなことまで教わったことがある人は、少ないのではないでしょうか。

このような「メモの魔力」とも呼べるような、メモの大きな力を知ると同時に、

そのメモの力を引き出す方法を学ぶことができるのが、この本になります。

ひたすらメモをしまくって「メモ魔」と呼ばれるほどの著者が書いた本ですので、メモの力を学ぶには最適な本かもしれません。

秋井しゅん

それではここから、僕が実際に読んで感じたことなどを書いていきます。

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メモを活用したい人にピッタリの一冊

まずは本書がどんな本かについて、簡単に説明します。

実際にメモをしまくることで人生を変えてきた著者による、メモの持つ力とその力を引き出す方法について書かれた一冊になります。

自分の人生の可能性を広げ、人生をより良くしていくためにはどうすればいいか?

その答えは、メモを取る環境を整えて、とにかくメモを取ること。

あらゆることをメモに取りまくることです。

何よりも大事なのはこの姿勢です。

そしてその具体的なメモの取り方はもちろんのこと、

  • アイデアの出し方
  • 自分の本当にやりたいことを見つけるための自己分析
  • 自分のやりたことや夢を叶えるための方法

といったことまで教えてくれます。

秋井しゅん

これからメモを活用していきたい、自分のやりたいことを見つけて人生を良くしていきたい、という人にピッタリな一冊になっています。

思わずメモが取りたくなってしまう本

僕が本書を読んだ理由ですが、シンプルにメモの取り方を知りたかったというのが一番の理由になります。

メモを取ることが大事だというのは、一応わかっていたつもりでしたが、

でも具体的にどんなメモの取り方をすればいいのか、いまいちわかっていませんでした。

だからメモに関する本を探していたところ、出会ったのが本書。

そしてその『メモの魔力』というタイトルに惹かれて、「この本を読んでみたい!」と思い読み始めたのです。

読み始めてみたら、僕の想像をはるかに超えるメモの持つ力と、著者のメモに対する熱量に驚かされました。

そして読み終わる頃には、僕もメモが取りたくて仕方なくなっていました。

メモの取り方がわかるだけでなく「思わずメモが取りたくなってしまう」というのも本書の魅力だと感じました。

「メモを取ったほうがいいのはわかってるんだけどなあ」という人にはぜひ読んで欲しいです。

秋井しゅん

読み終わる頃には、メモを取りたくなってしまっているはずです。

メモを取るうえで何より大事なこと

勝負は、書くか書かないか。

『メモの魔力』 前田裕二著 幻冬舎 p180

メモを取りまくってやろう」と、この一文に思わされました。

メモは「姿勢」だと著者は書いています。

メモはノウハウではなく姿勢なのです。

メモの取り方、アイデアの出し方、自己分析の仕方などが説明されていますが、最も大事なことは「メモを取るという姿勢」です。

とにかく一番大事なことは、メモを取ること。

メモの取り方などのノウハウは、そのあとの話です。

たしかに効率よくメモを取るなら、ノウハウは大事だし、ノウハウがとても役に立つことは間違いありません。

でも「ちゃんとメモを取らなきゃ」と思うあまり、メモを取れなかったり、メモを取るのが面倒くさいと感じて、メモを取らなくなったら意味ないですよね。

だから心にとどめておいて欲しいのが、大事なことは「とにかく書くこと」だということです。

秋井しゅん

僕自身この意識を忘れず、とにかく書きまくって、メモの魔力を引き出していきたいと思います。

人生を変えるメモ

本書を読んでわかったのは、メモが持っている力は僕らが思っているよりも、ずっと大きいという事です。

メモは記録するためという意識が僕の中にありました。

それもメモの持つ大事な役割ではありますが、もう一つ大事な役割があって、それは「知的生産のためにメモを取る」ということです。

「知的生産のためにメモを取る」とは、

日常のあらゆるところに転がっている様々な情報から、自分の人生や仕事に活かせるアイデアを生み出すために、メモを取るということです。

その時に重要になるのが「ファクト→抽象化→転用」になります。

ただ事実や情報をメモするだけなら誰にでもできます。

そうではなく、その情報から他のことに応用できるものに抽象化して、その抽象化したものを仕事や人生に活かすアイデアに落とし込み転用するのです。

これがメモの持つ力を最大限引き出す方法になります。

最初は簡単ではないし、時間も手間もかかります。

でもそれで人生が好転するなら、やってみる価値は十分あると思います。

実際僕がやってみて感じたのは、「こんなに毎日貴重な情報を素通りしてしまっていたのか」という思いです。

日々の生活の中に、自分の人生を好転させてくれるかもしれない情報はたくさん転がっています。

ぜひそれをメモに拾ってみてください。

秋井しゅん

たったそれだけで、あなたの人生が少し変わっていくと思います。

メモの魔力で人生をより良くしていこう

  • 効果的なメモの取り方が知りたい
  • 新しいアイデアを出すのが苦手
  • 自分のやりたいことや夢を叶えていきたい

もしあなたにこういう思いがあるなら、ぜひ本書を読んでみることをおすすめします。

本書を読めば、きっと著者のメモに対する熱量に感化されて、メモが取りたくなってしまうはずです。

そしてメモが取りたくなってしまったら、あとは実際にメモを取るだけです。

今すぐ本書を読んで、ペンを持ち、メモの力であなたの人生をより良いものにしていきましょう。

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著者

前田裕二[マエダユウジ]
SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同年8月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合併会社化。著書『人生の勝算』はAmazonベストセラー1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344034082