自分を変えたい。
そんな思いはあるのに、どうしたら変えられるのかわからない。
それは具体的にどうすればいいのかがわからないから、もしくはわかってはいるけど一歩踏み出せないからかもしれません。
そんな気持ちを持っている人に、どうしたら自分を変えていけるのか、そしてどうしたら一歩踏み出せるようになるのかを教えてくれる本を紹介します。
それがこの本になります。
本書は様々なノウハウ本を書いている、メンタリストdaigoさん初の小説になります。
小説でありながら様々なノウハウが学べます。
それでは本書について感じたことを書いていきます。
ちなみにこれからどんどん読書していきたいという方は、こういったサービスを利用するとお得に読書ができますよ。
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人生を変えたい人へのノウハウが詰まった小説
本書は小説とノウハウ本が一つにまとまった本になります。
主人公は自分を変えたいけど変えられない30歳の鈴木翔太。
その主人公が、早口で口の悪いメンターD（仙人野郎）という怪しげな人物に出会い、自分を変えていくという物語です。
主人公のその時々の悩みや問題を解決するために、メンターDがその悩みに応じたノウハウや知識を教える。
それを主人公が実践していくことで、目標設定、モチベーション、習慣、人間関係、マインドセットなどを徐々に変えていき、前を向いて進んでいきます。
これまで様々な知識やノウハウを本として出してきた著者の、様々なノウハウを一冊で学ぶ事ができる本となっています。
一冊で様々なテーマに関するノウハウが学べます。
自分を変えたいと悩む人にピッタリ
今の自分をもっと良くしていきたい。
人生をもっと良い方向に変えていきたい。
自分の能力、収入、今やっている仕事のことなど、僕自身色々なことを考えてしまいます。
でも漠然と変わりたいなあと思っていても、思っているだけでは変えられません。
それに具体的にどうすれば変わっていけるのかも、なかなかわかりませんよね。
それなら自分流じゃなくて、先人たちの知恵や実際に自分を変えてきた人たちの力を、借りるのが良いと思うのです。
最初から自分一人でやるのは難しいですよね。
そんな時にたまたま新刊情報を見て、目に入ってきたのが本書でした。
これまでも著者のノウハウ本は読んだことがあり、参考にしてきたのですが、今回は小説ということでどんな本になっているのだろうと興味がわきました。
そして読んでみたところ、小説という物語とノウハウを1つにまとめることで、ノウハウを使う場面や使い方が非常にイメージしやすくなっていました。
それに様々なテーマのノウハウがこの一冊に詰まっているので、以前の僕のように、
「自分を変えたいけどまずどうしたらいいんだろう？」
と思っている人にはピッタリの本だと感じました。
何から始めたらいいか悩んでいる人の、ヒントになると思います。
挑戦するために必要なマインドセット
だ・れ・で・も、完璧ではないし、失敗することがある。それが普通であり、失敗はその人が人生において挑戦していることの証明でもある
メンタリストDaiGo.君の人生に勇気はいらないーグズで臆病な僕の人生を変えた口の悪いメンターとの物語.SBクリエイティブ,2024年,p304
自分を変えるために必要なことを知り、あとは実際に挑戦するだけ。
でもここが一番難しいところだと思います。
僕自身がそうなのですが、挑戦するということがなかなかできません。
どうしてもあれこれ考えてしまって、一歩踏み出すことが怖くなってしまったり、億劫になってしまったりするのです。
そんな時にこの文章を思い出して欲しいです。
誰でも失敗はします。
でも挑戦してるからこその失敗であり、失敗からは様々なことを学ぶことが出来ます。
失敗することで今より良くなっていけるのです。
僕はこの文章を読んだときに、失敗は当たり前の事で、挑戦してることの証明なのであれば、失敗を恥ずかしがる必要はないのではないかと感じました。
本書ではこの文章だけではなく、他にも挑戦していくために必要なマインドセットなども紹介されています。
自分のやりたいことを知り、目標を設定して、モチベーションを上げ、マインドセットも変えていく、ここまでできれば一歩踏み出せてしまうのではないでしょうか。
そしてこの挑戦するために必要なことが、この一冊でわかるのがありがたいところです。
僕自身も本書から学んだ事を参考にして、これからの自分の人生をさらに良い方向に変えていきたいです。
人生を変えたいけど挑戦できない自分に
本書の主人公は30歳の男性で、自分を変えたいのに変えられないという設定。
この主人公の設定を見た時、僕は本書を読めばきっと何か得られるはずだと思いました。
なぜなら僕の年齢もそのくらいで、以前は自分を変えたいと思っているのに、行動せずにいたからです。
主人公と自分に共通する部分があったこともあり、非常に興味をもって読むことが出来たし、様々な悩みなども自分事として捉えやすかったです。
しかも先ほども書いたように、モチベーションや習慣、人間関係など様々なノウハウが紹介されているので、
変えたいという思いはある。
でも何をやればいいかわからずに、結局何も出来ないでいた以前の自分に、とりあえず一度読ませたい本だと感じました。
本書のノウハウで、手軽にできて役に立ちそうだと感じたものを、例として1つだけ簡単に紹介します。
モチベーション改善ワーク
このワークでは本当に変えたいものは何なのか、それを妨げている行動は何か、そしてそれらのベネフィットとコストについて考える事になります。
これらについて考えると、自分が本当に望んでいることは何なのかに気付き、自分のしている行動を見直すことになる。
行動を冷静に見直すことで、自分の本当にすべきことなどが見えてくるので、自分を変えたい人にとってはすごく大きな効果があると感じたワークです。
しかもこれは何をする時でも使えると思うので、汎用性もかなり高いと思います。
もしもっと手軽にやりたいのであれば、このワークの一部である、ベネフィットとコストを考えるという部分だけでも効果があると思います。
自分のこれからしようとしていた行動が、本当に自分のためになるのかに気付くきっかけになるので、メチャクチャ役に立ちます。
自分を変えたいのであれば、これは間違いなくやってみるべきだと思います。
本書のノウハウおすすめ活用法
本書ではこういった有益なノウハウがいくつも紹介されています。
これらを全て使ってもいいし、今の自分に必要そうなものに絞って使っても良いと思います。
僕のおすすめは、まずは自分に必要そうなものを1つずつ試していくやり方です。
やはり最終的に全てやってみるにしても、一気にやろうとすると大変です。
大変だとそれだけで、続かなくなってしまう可能性が高くなってしまいますよね。
ですのでまずは1つ決めてやってみる、その後に次の気になったモノを試してみる、というようにやってみてください。
そうすれば自分に合うもの、役に立つものが見つかるはずです。
そして特に自分に刺さるものがあれば、そのテーマを集めたノウハウ本を読んでみるのも良いかもしれません。
人生を変えたいあなたにおすすめの本
本書は仕事や日常生活で良く感じるような悩みに焦点を当てています。
ですので必ず自分に関係あるモノに出会えるはずです。
僕がそうであったように、特にあなたが20代~30代であれば、あなたに刺さる内容があるはずです。
本書の特徴は、小説でありながらたくさんのノウハウが学べることです。
物語と登場人物がいることで、使う場面、使い方などのイメージがしやすく、記憶にも残りやすいので、実際の生活でノウハウを活かしやすいと思います。
自分を変えたいと思っているなら、本書を読んで損はないと思います。
自分を変えるのに遅すぎることはないと思いますが、早い方がこれから出来ることは多いです。
今この瞬間が一番若い瞬間ですので、1年後、5年後、10年後の自分のために、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
著者の他の本にも興味があれば、こちらの記事でも紹介しています。
著者
著者・メンタリストDaiGo
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家として活動。著書は累計400万部。
https://www.sbcr.jp/product/4797390636/
ビジネスや健康法、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにし、YouTubeや独自配信アプリ【Dラボ】にて動画配信を精力的に行っている。
趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、筋トレ。
