学ぶための読書を始めた頃にこんな本が欲しかった…
本書を読みながら素直にこう感じました。
仕事術、習慣術、時間術…など、ビジネス書だけでも世の中にはたくさんのジャンルがあります。
それらの本すべてに共通して役に立つのが、読書術です。
読書術を知っているかどうかで、本からの学びの効率は変わります。
今回はそんな読書術を、とても丁寧に教えてくれる『「知る」を最大化する本の使い方』について書いていきます。
本から学ぶ方法がわかる1冊
本書を超簡単に書くと、
本に苦手意識を持っている人でも、本からたくさんの学びを得られるようにしてくれる本です。
わかりやすくてやさしい読書術本
これまで、
- 読書が続かない
- 頑張って読んだのに内容が頭に入っていない
- そもそも本が多すぎてどれを読めばいいかわからない
など、読書がうまくいかなかった経験がある人は多いと思います。
僕自身も仕事が忙しい中で、何日もかけてようやく一冊読んだのに、内容がほとんど思い出せなくてショックを受けたことがあります。
そんな読書の幅広い悩みを、一冊で解決してくれるのが本書です。
読書系インフルエンサーとして活躍されている著者ぶっくまさんの、自身の経験をもとに書かれたのが本書。
本書は本の選び方から、読み方、アウトプットの仕方、読書を習慣にする方法まで書かれています。
本書には読書を始める前から、読んだ後のことまで書かれているので、本書を読むと読書がよりうまくできるようになっています。
さらにアウトプットの仕方によっては、仕事や生活、人生を大きく変えることも可能です。
ここまでわかりやすくて、幅広く教えてくれる読書術本は、初めて読みました。
今後の読書をより良いものにしていきたいなら、ぜひ読むべき一冊です。
本書から得た学び3選
本書は読書について網羅的に書かれているので、学べることがいくつもあります。
今回はその中から、特に印象に残った3つの学びを紹介します。
1冊30分の効率読書
1冊30分の効率読書
これを読んでどう思いました?
「速読をするってことか」
「自分が30分で読めるわけないよ」
こんな風に思うかもしれません。僕はそう思いました。
ですがそうではありません。
速読をする必要もないし、やり方を真似ればできてしまうのです。
とはいえ最初は、本書を読んでやり方を確認しながらになると思うので、時間はかかります。
でもやっているうちにやり方を覚えて、かなり早く読めるようになれます。
1冊30分の効率読書について超ざっくり書くと、必要な部分だけ読む、ということです。
最初から最後まで丁寧に読むのではなく、自分が今欲しい情報を選んで取りにいく読み方になります。
忙しい時は、1日の中で読書に使える時間も短くなってしまいますよね。
「時間がなくて本が読めない」
僕もそんな風に思うことがあります。
でももし1冊30分で読めるなら?
実際に僕はこの読み方を使いながら、仕事が忙しいときでも読書をし続けられています。
これまで2時間も3時間もかかっていた僕でもできています。
もし以前の僕のように、
「忙しい中でもなんとか本が読みたい」
「時間がなくてもなんとか読めないだろうか」
と思っているのであれば、ぜひ試して欲しい読書術です。
ただし、難しい本や初めての分野の本はじっくり読む必要があるので、この読み方は向いていません。
ですがじっくり読む読み方も、本書でしっかり解説されていますので、心配はいりません。
電子書籍やオーディオブックの活用法が学べる
本書には電子書籍やオーディオブックの活用法が書かれていて、今の時代にあった読書術本になっていると感じました。
僕が読んだ読書術本で、電子書籍(kindle)やオーディオブックの活用法が書かれたものは本書が初めてでした。
今は電子書籍は当たり前の選択肢になっているし、通勤中や運動中にオーディオブックを使っている人も多いのではないでしょうか。
僕も電子書籍やオーディオブックを使っていますが、とても便利ですよね。
本書はそれらの活用法まで教えてくれています。
電子書籍(kindle)の使い方、どんな本を読むときに使うのがおすすめか、などが紹介されておりとても参考になります。
さらに僕も初めて知ったのですが、kindleには読み上げ機能がついており、オーディオブックとしても使えるようです。
こういった「知っていると便利な機能」についても、解説してくれているのがありがたいと感じました。
これから紙以外の媒体でも読書をしたい人は必見です。
これらの媒体の使い分けは、僕ももっと早く知りたかったです。
読書ノートを電子でつけるメリット
本を、読んで終わりにするのはもったいない。
読んだらアウトプットまですることで、人生を変える読書になります。
本書ではそんなアウトプットの方法がいくつも紹介されていますが、その中でも手軽にできるおすすめの方法が読書ノートをつけること。
読書ノートをつけると聞くと、紙とペンのイメージがありますが、電子でもつけることができます。
僕はずっと紙とペンで読書ノートをつけていたのですが、本書を読んで、電子での読書ノートにチャレンジしてみました。
その結果、僕には紙より電子の方が合っていると感じました。
電子の方が良かった理由は2つあって、
1つ目の理由は「持ち運びが楽で、いつでもどこでも書くことができる」ことです。
スマホがあれば書けてしまうので、いつでもどこでも持ち運べて書けるのがとても良かったです。
紙とペンを持ち歩かなくてもいいし、紙とペンを広げずにスマホ1つでメモできるのがすごく楽でした。
そして2つ目の理由は「SNSやブログに投稿する時に、読書ノートからコピーできる」ことです。
本書のおすすめのアウトプット法の1つでもある、SNSやブログでの発信がしやすくなりました。
これまでは紙のノートに書いた内容を、もう一度打ち込んで文章を書いていたのです。
ですが電子で読書ノートをつけると、読書ノートからコピーできるので、もう一度書く手間がなくなってかなり便利になりました。
電子の読書ノートを使うと投稿がしやすくなるので、投稿に対する心理的なハードルも下げてくれるように感じました。
ですので、これからSNSやブログでアウトプットしてみたい人は、ぜひ電子で読書ノートをつけてみてください。
さいごに
本書は
- 読書で人生をより良くしていきたい
- 読書に苦手意識があったけど、読書をこれからしていきたい。
そんな人に特におすすめの読書術本になります。
読書で人生を良くしていきたいなら、まずは本の読み方を知るのが効果的だと思います。
そして本書は読む前から読んだ後のことまで網羅的に書かれているので、本の読み方を知るには非常におすすめの1冊です。
ぜひ本書を読んで、これからの読書を充実させていきましょう。
最後になりましたが、本書に載っているぶっくマップ(本の特徴と難易度が直感的にわかる図解)にも注目してみてください。
選書の参考になること間違いなしです!
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